2015年3月13日金曜日

校舎引き渡し     2015 パルパの村々までの道のり

2月16日朝、成田を出発してカトマンズに向かいました。
7万円台でカトマンズ往復ができた中国南方航空が常用航空会社でしたが、なぜかどんどん運賃が上がり、もう10万円台になってしまいました。そこで今回はお試しもあってキャセイ&ドラゴン航空に乗ってみました。

出発の日の富士山です。外に出るときに富士山がみられるのって良いですね。
今までセントレアから出ていましたから新鮮です。


カトマンズのホテルに着いたのは11時頃でした。

翌朝銀行でお金をおろそうとすると、ホテルで国民の休日で銀行はお休みだと言われます。
シバ神(一般に言われるのは破壊を司る神様のようですが、奥が深くてよく分かりません。)のお祭りです。町には山車が?が出ていました。

おまけに、この日はチベット系の民族(シェルパなど)の新年でもあったようで、カトマンズ市内はお祭りムードです。夜にはバンドも出て地元の人がたくさん集まっていました。バジさんの20周年の時もそうでしたが、私が行くとなぜかお祭りです。

シバ神のお祭り                    チベット系民族のお祭り(ロサール-チベット新年)

こんな時の為に、ATMカードを作っておけば良かったのですが、ネパールの銀行のATMカードは日本では使えませんし、有料ですからついということに。

でも、今回から通訳兼ガイドをしてもらうビビに相談したら、とにかく行ってみましょうということに。実際銀行の開店時間に行ってみると、近くに住むビビの友人が、今日は11時から1時までの2時間だけ開くと教えてくれました。
ビビとカトマンズの町を歩くと、数分に一度声を掛けたり掛けられたりということになります。友人の多いガイドで助かりました。

この日は、現地入りの準備と友人達との再会で一日が終わりました。

そして、翌朝カトマンズから飛行機で30分ほどのバイラワに飛びました。ここはお釈迦様の生誕地、ルンビニへ向かう観光客も使う空港です。ちなみにお釈迦様はインド生まれではなくネパール生まれです。

パルパ県への入り口                左からOKバジさん、ガイドのビビ、私

そこから一日貸し切りのジープ(田舎の道は乗用車では走れないので)に乗って、まず2時間半でパルパ県の県都、タンセンに着きました。ここでOKバジこと垣見一雅さんと落ち合い、更に4時間ほど走って、カリバンという村です。
でも、この4時間がくせ者で、ジープが左右に30°も揺らぐ道を通っての4時間なんです。到着したときのみんなの顔。ネパール人通訳のビビ(中央)もグタグタです。

カトマンズに行った人は、市内を走るタクシーの運転手がよくもぶつからずに運転出来るものだと必ず驚きます。車だけでなく、人、犬、自転車(リクシャー)、バイクが渾然として動く中をすり抜けるようにして走るのですから。
でも、パルパの道は、そのカトマンズのタクシー運転手が音を上げるという道です。どこにタイヤを持って行ったら揺れが少なく走れるかを一瞬に判断し、道のぎりぎりを攻めて走るその技は、いつ見ても大したものです。
前々回、OKバジさんがつい「うわっ!(落ちる!)」と口走ったら、「大丈夫!まだ1インチ=2.54cmある。」と返してきた強者が今回も運転手でした。




この村には、OKバジさんを支援する現地ネパール人のシャンカルさんのお宅と、その横に建つ「星のしずく」というOKバジ関係者のためのゲストハウスがあります。『花のかあさん私のかあさん―ネパール・サチコール村に見つけた「豊かさ」の秘密』の著者、桜井ひろ子さんが寄付を集めてお建てになった建物で、OKバジさんが山を歩かなくなったらゆっくりとここで過ごしてもらいたいという支援者の想いも含めて建てられています。ちなみに、D.ZEN Japanも寄付をさせて頂いています。

星のしずく                       星のしずくからの景色

星のしずくからの景色は絶景です。遠くに雪をかぶったヒマラヤの山々が見えます。

私が行ったのは乾期の真っ最中でしたが、なぜか私が行くと雨、雷、稲光の三点セットが付きます。カリバンでの二日目の夜は、シャンカルさんが運んでくれた紅茶をバジさんとビビと一緒に飲みながら、山々に稲光がいくつも落ちるのを眺めました。

2月の後半は季節の変わり目で川からの霧が出やすいのですが、雨が降った次の日には、一面の霧になっていました。















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