BBの家の上のお宅で結婚式がありました。
近所の人や親戚の人が総出で結婚式の支度です。
お姉さん達も着飾って自分の子ども達と一緒に式に参列です。
が、この花婿、自分も働いちゃってました。
きっと真面目でよく気がつく働き者なんだろうな。
幸せな結婚生活が送れると良いな。
右のドーナツは参列者用に用意されたものです。500人分あるということで、式の規模にビックリしたのですが、500人は普通だと言うことでした。
ネパールでは祝儀を持って参列する習慣がないので、全ての費用は新郎新婦の親が負担するのだそうです。
ネパールでは、まだ、親が結婚を決めるのです。
通された部屋には炊飯器がありました。
お米が主食ですから、電気が通っていて電気料金が支払えればとても便利な物ですが、パルパでは滅多に見ない物です。やはり高級品になるのだと思います。BBの家でも使っていませんでしたから、お嫁さんの嫁入り道具なのかな?
「大阪」と何食わぬ顔で日本製のふりをしてる中国製の炊飯器でした。
(笑)
セレモニーの会場では儀式の支度が進んでいました。
私達が入ってはいけない場所には縄が張られていました。
やはり神々を召喚するのでしょう。身を清める手順を踏んだ人だけが入れる場所には、山羊の血が入れられた容器が見られました。神々への捧げ物だと思われました。
違う場所では、屈強な男達がククリ・ナイフ一丁で山羊の解体をしていました。
血抜きされて首がなくなった山羊が運び込まれ、役割分担をした男達の作業で瞬く間に肉片に変わっていきます。
普段生き物を殺して肉にする場面を見ない私達は、命を頂いているということになかなか気づきません。しかし、こうやってその場面を目の当たりにすると、感謝して頂かなければという思いが自然と湧いてきます。
私達が入ってはいけない場所には縄が張られていました。
やはり神々を召喚するのでしょう。身を清める手順を踏んだ人だけが入れる場所には、山羊の血が入れられた容器が見られました。神々への捧げ物だと思われました。
違う場所では、屈強な男達がククリ・ナイフ一丁で山羊の解体をしていました。
血抜きされて首がなくなった山羊が運び込まれ、役割分担をした男達の作業で瞬く間に肉片に変わっていきます。
普段生き物を殺して肉にする場面を見ない私達は、命を頂いているということになかなか気づきません。しかし、こうやってその場面を目の当たりにすると、感謝して頂かなければという思いが自然と湧いてきます。
BBと一緒に見ていたら「Japan! Rakshi, Rakshi!」と声がかかって、さっそくロキシーが。男達の笑顔が広がります。ご希望に応えて朝ロキシーさせてもらうことに。
チビチビやっていると美味いかと聞きます。「デリ ミートチャ(すっげえ美味いなあ)」って言うと、また爆笑。
みんなはまだ食べてないのに、私とビビだけ皿をもらって、どこの部位かは分からないけど柔らかくて口の中で溶けてしまうサッパリした脂肪肉を食べさせてもらいました。みんな私の反応が見たいんだな。
「デリ デリ デリ ミートチャ!」で、また爆笑。
左の葉っぱは肉を入れてもらったお皿です。葉っぱと草の茎で作ってあるから、畑に放っておけば土に戻ります。究極の使い捨てエコ皿ですね。
そうそう。胃や腸なんかは水で綺麗に洗ってゆでていました。肉は脂で炒めた物を食べさせて貰うことが多かったのですが、山羊何頭分となると、焼いたりゆでてカレー味で食べたりするようです。
男達の楽しげな笑い声が山に響きます。
でも、実際にはかなりの力仕事です。何ごともないかのようにやっていますが、私にはとてもあの時間続けてグルカ・ナイフを降り続けることはできないと思います。
BBの家に帰ってからBBの家の子ヤギに出会ったら、目をそらせてしまう自分がいました。なんとなく後ろめたいですね。
街の結婚式
お金持ちの結婚式らしく、見事に着飾った新郎新婦と女性達です。テーブルの上にはプレゼントなのでしょうか、色々な物が乗っていました。
街のパーティー専門の会場を借り切って、招待客1000人の結婚披露宴です。
パーティー会場の中も外も大賑わいです。背広を着るのが慣れている人達が多く見受けられました。
ネパール帽の質も随分違う感じでした。
招待された人達もそれなりの地位や財産を持っている方達なのでしょう。
パーティー会場の中は飲み放題食べ放題です。
ネパールではビールは日本より高いくらいですから、かなり高級な飲み物なのですが、いくらでも出て来ます。
ウィスキーは国産物もありますのでビールよりは割安感がありますが、本当は一番美味しいのは、地元の人が作るヒエの酒、ロキシーです。
一㍑130円くらいで買えますが醸造用アルコールなんか全く入らない上等な蒸留酒です。各家庭で作りますから味はその家によって違います。ヒエにトウモロコシが若干混ざったり米が混ざったりする場合もあって、それはそれでなかなか美味しいんです。
だから私はロキシー専門なのですが、地元の男達は笑うんですよね。
「やっすい奴だなあ。」って意味もあるんだろうけど、親近感も持ってくれるみたい。ロキシーが好きだって言うと、みんなニコニコして話しかけてくれて、仲良しになれるしね。「ロキシー、ロキシー、デリ・ミートチャ(めっちゃうまい)!!」で必ず爆笑取れます。(笑)
最後はパーティー会場でのディスコタイムです。街ですねえ。
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