左の写真を見ると水に流された校舎の辺りが石だらけだと分かります。
私達は普通、鉄筋屋根の校舎を建てます。そうすれば、その教室の上にもう2教室建てるのは簡単だからです。余分な土地を買い求める必要もなく、レンガを積み上げるだけでもう2教室できますから。
でも、チャナンタールの場合にはもともとあった教室7個に戻してあげる方が優先されましたので、トタン屋根で建てました。県への陳情でも3教室ができあがっていました。Mさんにご寄附いただいたこの校舎は、できあがったばかりでした。
2棟あるうちの左側が私達の校舎、右側が県への陳情でできた校舎です。県への陳情でできた校舎は、国の援助も入っており、建築にかけられる期間が決められていたので、先に建てたとのことでした。私達の支援金の方が先に届いていたのですが、土地の購入が遅れて、着手できないでいたところに、完成期日の決められた支援金が入ったためにそうなったとのことでした。
ですから、私達が引き渡し式に出かけるという知らせを聞いて、急ピッチで仕上げたとのことです。
トタン屋根だと、明かり取りができて教室が明るくなります。
20年ほどするとトタンの張り替えが必要になってしまいますが、仕方ありません。
ここの校舎もかなり綺麗にできあがっていました。
はみ出さない、塗料のたれていない塗装を褒めると、「俺だ、俺だ!俺がやった!」と、嬉しそうに手を挙げる大工さんがいました。
村のはずれに、大きな木が立っていました。水が大きな石を運んで来た通り道からほんの少しの所に立つ木です。この木はきっと一部始終を見ていたんでしょうね。
セレモニーが終わって今日のベッドを提供してくれるお宅まで来ました。
まだ明るいうちにのんびりするのはこの日が初めてでした。
ちょっとホッとしてのんびりしているところです。
右のおじさんは酔っぱらい。もうすでにロキシーを飲んでできあがっちゃっています。
楽しい酒だから良いですけどね。メッチャ調子よくて、こちらが返事をするもしないも関係なくしゃべってます。(^_^;)
左下は、この前の投稿でも出した写真ですが、ひとつ説明し忘れました。魚の奥に見えるきのこです。今ネパールではいろんなことを教えに来てくれるネパール人のボランティアがいます。私達が行く少し前に、きのこの栽培を教えてくれるボランティアの方達がお見えになったようで、りっぱなキノコが育っていました。
私達に最初に食べさせてくれました。
右下は、セレモニーが終わってからおやつにいただいたもの。バナナ、ブドウ、リンゴと油で揚げたお菓子です。
翌朝次の引き渡し式をする村へ向かったのは、9時頃でした。
1時間くらいで到着できる村でしたので、余裕がありました。
ネパールでは学校は10時からです。遠くから通ってくる生徒もいますし、朝は家の仕事を手伝って9時頃朝食を取ってから学校に来る場合も多いのです。ネパールの人達は基本的に2食。9時頃の次は夕食です。
私達を見送りに、こんなに大勢の人達が集まってくれました。
「笑って~」って言って、こんな感じ。
基本、写真撮ろうとするとにらんじゃうんですよね。
村の様子の動画です。
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