2018年6月25日月曜日

ひと山越えて次の山まで 2018

次の校舎の引き渡し式のある学校までは、車が使えませんでした。

山を一つ越えて次の山の中腹にある郡長さんの家まで徒歩で向かいます。車で行ける最後の所にある学校で待ち合わせです。

山の上のこの学校はモデル校として作られたものだそうで、トイレからバレーボールコートまで、整然と作られていました。敷地の周りに金網まで付いている学校は初めて見ました。



郡長さん達が来るまで、休憩です。
バジさんに陳情に来る人達のための部屋がこの学校にはありました。右の部屋の手前が陳情室、奥がバジさんの寝室として作られています。
村人達がバジさんに聞いて欲しい話があったので、私はバジさんの部屋を借りて昼寝をしました。


昼寝の後は郡長さんの村まで歩きです。「1時間半程度の距離ですよ。」というバジさんの言葉は、その前提としてバジさんと同じように歩けばという条件が付きます。

これは既に30分ほど歩いて下り坂の途中で出会った景色です。この坂を下って谷底まで行ってから向こうに見える集落までの歩きです。既に膝は笑っていますし、これから1時間で向こうまでいける気がしません。σ(^_^;)

はい。やっぱり行けませんでした。

この後、落ち葉で道が覆われた、とんでもなく急な坂道を降りることになりましたが、滑る落ち葉に足を取られて3mほど滑り落ちてしまいました。荷物は持って頂いていましたし、身軽なはずだったのですがやられました。すると郡長さんがメチャクチャ心配してくれて手を繋いでくれました。お客さんに怪我をさせるわけにはいかないという思いはひしひしと伝わってくるのですが、実は手を繋いでもらわない方が歩きやすいんですよね。σ(^_^;)

白いランニングシャツを着ているのが郡長さん
急な下り坂が終わったところで手は離してもらえましたが、もう足も膝もバリバリに固まっています。何せ今までのネパールの山歩きで一番急な下り坂でしたからね。その後の登りは息の根も絶え絶えで足がなかなか進みません。郡長さんも「休んで、休んで。」とスローペースを進めてくれます。

で、まあ何とか郡長さんの村に着きました。バジさんには1時間半、私には3時間の山歩きでした。σ(^_^;)


嬉しい事に郡長さんの村にD.ZEN JAPANが建てたバイオガストイレがありました。
もう夕暮れ時になってしまいましたが、おやつタイムが始まりました。ネパールでは朝の仕事をし終えてから9:00頃に朝食を食べ、2:00頃にお茶をして、あとは夕食というのが一般的です。
郡長さんの奥さんがおやつとロキシーをくれました。えっ?おやつに酒?しかも30°以上もある酒???

すると郡長さんが「ロキシー飲むと筋肉痛が治るんですよ。」と笑いながら。

えっ?マジですか?と半信半疑ながらグビグビと。晩ご飯でもホットロキシーにしてグビグビと。
なにせロキシー好きですから。(⌒▽⌒)

翌朝起きるとビックリ!!( ゜Д゜;)!?

昨日は椅子に座ったら立ち上がれないほど筋肉痛だった太ももの痛みが随分軽くなっています。昨日は手をついて補助をしながらでないと動けなかったのに補助なしでベッドから降りられるのです。おお~!

朝ご飯の時に話すと、一日中きつい肉体労働をするときには飲みながらやることが本当にあるんだそうです。恐るべしロキシーです。













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