レンガ色の壁に白の柱、青い屋根の配色がとてもきれいです。
作業も丁寧できちんとできていますから、村の人達がとても大事に作ったことが分かります。
中規模の学校の幼児教室ですから、労働奉仕も一軒当たりの回数が少なくても全体では随分な労働力が費やされた事でしょう。
バジさんが出来を褒めています。鍵を開けるセレモニーをやらせて貰いました。
中も白く塗られていて教室が明るくできています。明かり窓も適度な大きさです。
なかなか上手にできています。
校舎の引き渡し式です。
バジさんのお話を楽しそうに聞く子供達。バジさんはどこの学校へ行っても人気者です。
「幸せなら手を叩こう」をネパール語で歌い、子ども達も一緒に手を叩きます。足ならしたりおでこ叩いたりとひとしきり楽しんだ後は、ボケ防止の体操です。
日本からのボランティアの方達に教わったと言うことですが、これがなかなか難しいんです。
先生達も子ども達も全然できません。かくいう私もほとんどできなくて大笑いになります。
σ(^_^;)
歌はそれほど歌わないのですが、踊りは必ずと言って良いほどセレモニーで披露されます。
最後は感謝状です。
右上の女神様は弁天様です。弁天様はヒンドゥーの神様で仏教の守護神である天部の中のお一人です。ヒンドゥーでのお名前はサラスバティーで、学芸の神様です。
じゃあ、神社にある弁天池は何なの?ってことになるのですが、これが不思議な話なんです。水の豊富な日本の固有の宗教である神道には、水の神様が不在に等しいと言うことなんです。神社の池が弁天池になってしまっているのですから。
罔象女神(みつはのめのかみ)という水の女神様はいるのですが、ほとんどの人が知りません。「君の名は。」というアニメ映画の中で主人公の一人が「みつは」で、水と火と龍、男女、陰陽の融合のお話でしたが、そんなことに気づく人もわずかでしょう。神社で水の神様と言ったら、普通は弁天様を思い浮かべますから。
ところが、インド・ネパールでは、弁天様=サラスバティー神は学芸の神様で、水とは何の関わりもありません。学芸の神様ですから、教育関係の感謝状の常連様です。水の神様は他にいるのです。
謎ですね。瀬織津姫様という水の神様を隠すために弁天様が引っ張り出されたというのが私の持論ですが、それはまたの機会に。
で、実は大事なところは
「んーん、本当はドナーさんに向けて感謝状が欲しいんだけどなあ~。お金くれたのドナーさんなんだけどなあ.....」という心のつぶやきです。
まあ、細かいこと?は気にしないというお国柄ということで。彼らにしてみたらOKバジさんと私達しか見られないからなあ..... ドナーさん、ごめんなさい。
まあ、細かいこと?は気にしないというお国柄ということで。彼らにしてみたらOKバジさんと私達しか見られないからなあ..... ドナーさん、ごめんなさい。
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